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スタッフブログ

Staff Blog

2011-11-09

スタッフブログ

脳内トリップ4

No:04
ムッキ Mökki
建設 その家によって色々
設計 その家によって色々
所在地 フィンランド(Finland)国内の湖のそば、山の中等

フィンランドは冬が一番長く、冬至の頃はヘルシンキで昼の時間が6時間弱、16時には真っ暗です。
真冬はとにかく寒いのですが、不思議と寒さには慣れてきます。
2ヶ月間位は雪のない道は無いですし、降った雪は溶けません。
サラサラの粉雪です。道路に降った雪は、風でザァっと吹き飛んでいきます。
夏は昼が長く、夏至の頃はヘルシンキで19時間、北極圏では白夜になります。
ヘルシンキの夜の5時間も、真っ暗なわけではありません。
午前2時位が夕方の感じで、うっすら夕暮れが続いて、朝が来ます。

そんな国で暮らす人々。生活を楽しむ術を心得ています。
欠かせないモノはサウナでしょうか?皆さん大好きです。
真冬、凍った海や湖に穴を開けて、サウナからダイブしたりします。

今回は、バカンス用のコテージ(mökki)についてお話させてもらいます。
Mökki、発音は難しいですが、簡単にいえばムッキ(モッキ…)です。
夏のバカンスや、長期休暇がとれた時などに皆さん各自で所有のコテージヘ行きます。
基本、水道等、生活を便利にするものは無い感じです。
近くの井戸や、湖から汲んできます。トイレは外の小さい小屋だったりします。
電気はあります。住宅設備に関しては、人それぞれと言ったところでしょうか
ここで、湖で釣りをし、森でベリーを摘み、キノコを採り、夜はサウナに入る。
人によっては「paja:パヤ」と呼ばれる作業場があり、そこで日曜大工をしたりします。
海外での、日本製の大工道具の評価は非常に高く、いろいろな人が使っています。
あとは、コテージではとにかくのんびりと過ごします。
写真はほんの一例です。写真は真冬になりますが、夏の方が綺麗なようです。



コテージ外観:フィンランドの伝統建築はログハウスになります。モッキもログが多いように思います。


中の雰囲気①:リビング


中の雰囲気②:ベッドルーム


キッチン


自炊の風景:食材をまとめて購入しておき、食事を都度作ります。
やることは本当にないので、お料理も時間をかけてゆっくり出来ます。


コテージの前の湖に穴を開ける。
ここから水を汲んで使用します。飲水は別の井戸から汲みます。
あとは、ここにサウナのあと飛び込んだりします。

ここでは時間がゆっくり流れて行きますし、自分を囲む自然の美しさに感動します。
日本には、他の国にはない日本の良さがたくさんあります。
でも、外国の方達の方が、いろいろな意味で豊かに生きているように感じました。

最後に

冬の外気温