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2011-11-27
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脳内トリップ5
No:05
大英博物館 British Museum
建設 1759、 2000 (改修工事)
設計 ピエール・ピュジェ (Pierre Puget)
グレート・コート:ノーマン・フォスター(Norman Robert Foster)
所在地 ロンドン、イギリス (London, United Kingdom)
大英博物館は、収蔵されているミイラやロゼッタストーン等でご存知の方も多いと思います。邸宅を改築したギリシア様式の博物館は、古今東西の美術品約700万点の収蔵量を誇る世界最大の博物館として1759年から公開されています。展示の数が多く、常設展示(15万点)だけでも一日で全てを見ることはほぼ不可能です。大英図書館が併設されていましたが、1997年に分離・移設され、現在は図書館の書庫を取り払って円形閲覧室のみを残しています。円形閲覧室は、博物館の各室を繋ぐ自由通路となり、ショップや料理店を附設する屋根付きの中庭(グレート・コート)となりました。
この建築の面白い点は、“混在”だと思います。グレート・コートは壁も床もシンプルに白でまとめ、屋根は鉄骨トラスとガラス、空から自然光が降り注ぎます。周囲はイオニア式の柱をもつギリシア様式の建築です。そこに立つと、博物館というちょっと硬いイメージからは離れた、もっと自由で軽やかな印象を感じました。さすが巨匠、ノーマン・フォスターです。グレート・コート内部は、円形閲覧室がそのまま残っていて、装飾性のある全く異なる雰囲気でした。空間的な新しさと古さがミックスされた場所で、世界各国からの人々が行き交いミックスされる、そう考えると面白いですね。以前紹介した図書館や、ローマのパンテオンなど、円形空間は非日常の優雅さのような、直線的な張り詰めた感じのない柔らかい印象で、居心地がいいです。
展示品、建築共に興味深い博物館であること間違いなしです。
大英博物館 British Museum
建設 1759、 2000 (改修工事)
設計 ピエール・ピュジェ (Pierre Puget)
グレート・コート:ノーマン・フォスター(Norman Robert Foster)
所在地 ロンドン、イギリス (London, United Kingdom)
大英博物館は、収蔵されているミイラやロゼッタストーン等でご存知の方も多いと思います。邸宅を改築したギリシア様式の博物館は、古今東西の美術品約700万点の収蔵量を誇る世界最大の博物館として1759年から公開されています。展示の数が多く、常設展示(15万点)だけでも一日で全てを見ることはほぼ不可能です。大英図書館が併設されていましたが、1997年に分離・移設され、現在は図書館の書庫を取り払って円形閲覧室のみを残しています。円形閲覧室は、博物館の各室を繋ぐ自由通路となり、ショップや料理店を附設する屋根付きの中庭(グレート・コート)となりました。
この建築の面白い点は、“混在”だと思います。グレート・コートは壁も床もシンプルに白でまとめ、屋根は鉄骨トラスとガラス、空から自然光が降り注ぎます。周囲はイオニア式の柱をもつギリシア様式の建築です。そこに立つと、博物館というちょっと硬いイメージからは離れた、もっと自由で軽やかな印象を感じました。さすが巨匠、ノーマン・フォスターです。グレート・コート内部は、円形閲覧室がそのまま残っていて、装飾性のある全く異なる雰囲気でした。空間的な新しさと古さがミックスされた場所で、世界各国からの人々が行き交いミックスされる、そう考えると面白いですね。以前紹介した図書館や、ローマのパンテオンなど、円形空間は非日常の優雅さのような、直線的な張り詰めた感じのない柔らかい印象で、居心地がいいです。
展示品、建築共に興味深い博物館であること間違いなしです。
グレート・コート
展示室内部
展示室(+展示品)
円形閲覧室1
円形閲覧室 天井
毎回思いますが、写真をもうちょっと上手に撮れるようになりたいです。.... また挑戦したい分野に気づいていまいました。
moimoi